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クロアチア・ザグレブ写真集 【ザグレブ大聖堂】

こんにちは。たびねっこです(ΦωΦ)

ザグレブの観光地のひとつ、ザグレブ大聖堂の【📷勝手に写真集】です♪

写真で表現するのが難しい~(>ω<)
だって、建物おっきいし、彫刻細かいし、ステンドグラス光っているし!教会あるあるですけどね。

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ザグレブ大聖堂

クロアチアの首都ザグレブにあるザグレブ大聖堂。
実は現在の正式な名前は「聖母被昇天大聖堂(Katedrala)」といいます。

場所はこちら 

ザグレブ中央駅から徒歩20分弱くらいです。
途中に綺麗な大きい公園や、東欧~って感じの建物が並ぶので、あっという間につきますよ♪

 

外観

ザグレブ大聖堂は2つの大きな塔が特徴です。
クロアチアで一番高い建物なんだそうです。

その高さ… 105m!

えっ!?ちっさっ!(ΦДΦ) とか言わないでくださいねwww

2つの塔は独立しているわけではなく、ひとつの建物(教会)からにょっきりと塔になっています。

そして、2017年9月に行ったときには右側の塔は外装修復中でした。
幕に絵が書かれているのは最近の流行りですかね?たしかにがっかり感は減りますが…。

 

さて、ここから無言で外装写真続きます。

はわぁ~(=ω=)すごい彫刻…

 

建築のことはあまり詳しくないのですが、このザグレブ大聖堂はながーーーーーーい時間をかけて建設されているらしいです。

建築・修復・再建が続いたことで建築様式もその時々に変わっていっているのがおもしろいところ。

 

▼たびねっこ的解釈 超絶簡単履歴
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はじめはゴシック様式で作るも、壊され
(1094年建設スタート、でも1242年タタール侵略時に破壊されちゃう)

再建したけど、途中でストップになり
(13世紀末に再建、その後オスマンから町を守る城壁建設が優先されて、教会どころではない)

ようやく修復・建設が進むも、
気づいたらゴシック様式じゃなくてバロック様式になってた!
(オスマンが撤退した15世紀中頃から再開、工事終了は17世紀!時代が変わったんだね)

しばらく安泰だったけど、大地震(大火事)で被害にあい、ネオ・ゴシック様式で再建
(1880年の大地震(大火災)後に再建のために招いた建築家が17世紀後半の流行りを取り入れたら、元のゴシック様式に戻った?)

大震災の後はお金がなくて、尖塔(二つの塔)はすっごい質の悪い砂岩製…。そりゃ劣化(というより風化?)しますよね。
20世紀後半に丈夫な石灰岩で修復を開始、現在も続いているらしいです。

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と、いろいろ書きましたが、大体900年以上かけて今の姿になったんですね。
そしてヨーロッパは侵略話が多い…

歴史は置いておいて、美しいものは正義!ということで、続いて教会内部の写真です♪

 

内装

 

天井高い!
そして、けっして華美ではない教会ですね(たびねっこ的印象)
美しい…(=ω=)

 

この大聖堂は「聖母被昇天大聖堂」ですので、聖母像前がアツい場所です。

 

このステンドグラスは大聖堂の一番奥にあるステンドグラスです。

そして、ちょっと他の教会と違った点がありまして。。。
このステンドグラスの前(教会の最奥)に普通はキリストの像や絵が飾られていることが多いかな、と思うのですが、この教会はアロイジエ・ステピナッツ(Alojzije Stepinac)大司教という方を象った人形がガラスケースに入って置いてあります。その人形は横たわった姿なので、お葬式っぽい。。。

ステピナッツ大司教さんのお墓でもあるんだそう。

近くまで行くと、結構ビックリします。写真はなんとなく撮れませんでした。人形なんですけどね…

注)一応、横たわる司祭様人形の手前の主祭壇に聖母子像は置いてあります。でも本命は司祭様人形。。。(ΦДΦ)

 

さて、内装の続き。

教会に行くと、上ばかり見上げてみていることが多いのですが、たびねっこはタイルや階段装飾などにウハウハします!

色合い、図柄が東欧っぽい感じがする。そんな気がするだけですけど(笑)

 

あとは、パイプオルガン!
ここの造りも教会毎に違っておもしろい!

 

正面出入り口の上のステンドグラス。目立たないけど、こういうところの装飾も気になります。

 

 

 さて、ぐるっとまわった後にもう一度、外周辺をみましょうか。

 

 周辺

 

大聖堂前の広場です。
噴水がありますが、その噴水のところに!!!!

 

マリア様ーーーーーーーー!

写真撮ったら後光のようになりまして。結構高いところに鎮座(座ってないけど)されております。

 

また、大聖堂の周辺には歴史的なものがいくつか残っています。

 

1)城壁

はい。あれですよ。大聖堂の修復しようにもオスマン帝国の侵略を防ぐために城壁造りが忙しくって、後回しにされちゃった、あのころのお話ですね。

で、それはいつかって言うと、16世紀初頭。
オスマン・トルコ帝国の侵攻から街を守るためにザグレブ大聖堂の周りにはルネッサンス様式の城壁が建設されたそうです。
(あれ?そんな様式大聖堂の話には出てこなかったけど…そんな時代もあったんですね(=ω=))

 

2)時計

1880年に大地震があった時刻で止まった時計
時計が止まるくらいだから、かなり大きな地震だったんでしょうか。

その後、ネオ・ゴシック様式に変わっていく(再建される)ということは、かなりの崩壊だったのでしょうね…。

 

3)劣化(風化)した石

そう、お金がなかった時代の砂岩製のやつですよ!(左側)
劣化していたのを、右のように修復しているよっていうやつですね。見た目全然違うわ。

 

はい、お気づきでしょうか。
この写真1枚に3つも大事な歴史資料が写っています!

こんなところまでコンパクト!(ΦДΦ)

 

 

城壁はこんな感じでも残っています。

 

 

噴水の上のマリア様。実は金色。
撮る場所変えたらこんなに美しい♡

 

少し離れたところから大聖堂を見るとこんな感じ。

 

広場の周辺にはショップやレストラン、お土産屋さんがあります。

 

 

周辺案内板も。
いかに観光スポットが集中しているかがわかるねwww

 

広場の近くには町の模型もあります。

ガイドツアーはこの場所によるらしく、英語での説明が聞こえてきます。

 

と、ザグレブ大聖堂はこんな感じでした。

観光客はそれなりにいますが、大聖堂自体はとても静かで素敵な場所でした。
クロアチアのどの教会よりもここが好きだったなぁと今振り返ると思います。

 

クロアチア・ザグレブに行かれる際には立ち寄ることをおススメします(ΦωΦ)

 

読んでくださりありがとうございます♡(ΦωΦ)