こんにちは。たびねっこです(ΦωΦ)
「たたら」って知ってますか?
ジブリ好きなたびねっこは「もののけ姫」で初めてその存在を知りました。
島根の奥出雲には今も日本で唯一創業している「たたら場」が残っています。
そんな奥出雲で「たたら」を知り、「刀鍛冶」を見学してきました。
この日 行ったのは奥出雲 たたらと刀剣館
日本遺産になっている「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」のビジターセンターとなっている施設です。
松江から車で1時間15分くらい。ちょっとしたお出かけですね。
ヤマタノオロチの神話のパッチワークがお出迎え
日本遺産認定の記念の像
たたら製鉄を伝えた「金谷子神(かなやごしん)」が従えていたキツネがモチーフだそう。
目的の刀剣鍛錬実演は10:00から。開始までの時間、展示を見て回ります。
展示内容はかなりの量で、読み応え、見ごたえあります!
ただ、ここで説明するの難しい!
かなり作りこんでいるHPがありましたので、こちらをご覧ください!(丸投げ!)
そんなこんなで展示を軽く見た後、今日のメインの「刀剣鍛錬実演」を見学に行きました。
<刀剣鍛錬実演>
毎月第2日曜日、第4土曜日 に1日2回(10:00~、14:00~)
展示のある本館とつながっている別館で行われている実演
刀鍛冶の小林さんが、とてもわかりやすくお話しくださいます。
(小林さんは奥出雲在住の島根県伝統工芸士!)
玉鋼(たまはがね)について、刀の作り方、刀鍛冶という仕事について…
その話がかなり面白い!テンポよく話が進み、ぐいぐい引き込まれていきます。
写真撮影NGと張り紙ありました。
が!小林さんが「じゃんじゃん撮ってください」とのこと(笑)
なんだかよくわかんないけど、いいなら撮ります!載せます!
吹子(ふいご)を使って空気を送り、温度を上げているところ
本館展示の中に模型があって、触って仕組みを知れます。結構力要る…
温度を上げた玉鋼(たまはがね)を二人で鍛えます。
見学者に体験させてくれます!
実際の刀も持たせてくれます。
これは小林さんが作った刀で100万円、テレビショッピングさながらに売り出してました(笑)
実演とお話が40分間くらいでしたでしょうか。
結構長い時間ですけど、話が面白く、内容も盛りだくさんなのであっという間でした。
質問時間もあるので、お好きな方は小林さんにぶら下がる勢いで聞きまくれますよ。
刀鍛冶実演の後は本館の展示に戻り、じっくりじっくり見ていきます。
少しだけ紹介を。
■踏吹子(ふみふいご)の実物模型
これを「番子(ばんこ)」と呼ばれる踏み係の人が三日三晩踏み続けます。交代で作業をするので、『かわりばんこ」という言葉になったそう。
■たたら炉の実物模型
砂鉄と炭だけで製鉄するたたらの炉の構造がよくわかります。
たたらに関することだけでなく、刀の展示も多く、芸術と言われることが納得できる美しい刀を見ることができますし、
現在、唯一創業している「日刀保たたら」についても展示があります。
内容が濃いので、たっぷり時間をとって行くことをおススメしますね。
実際に触れる展示も多いので、お子さん連れの方も楽しそうでした。
奥出雲には関連施設が幾つもあるので、一緒にまわるといろんな知識がつながっていく気がします。
▽奥出雲たたらと刀剣館
住所 〒699-1832 島根県仁多郡奥出雲町横田1380−1
電話 0854-52-2770
たたらについてとても分かりやすく取材されている方がいました!
とても勉強になったのでおススメしたく、貼っておきます!
読んでくださりありがとうございます🔥(ΦДΦ)